韓国の「両親の日」と「師匠の日」の由来

안녕하세요 ^^ /  크리스탈이에요.

신종플루에 대한 주의 경보도 해제되었지만 요즘 감기에 걸리신 분들이 많은 것 같아요. 아무쪼록 조심하시길 바랍니다.

오늘은 지난 주에 이어서 5월 행사인 「어버이 날」과 「스승의 날」에 관한 유래를 소개해 드릴까 합니다.

(新型インフルエンザに対する注意警防も解除されましたが、最近風邪を惹かれた方々が多いようですね。とにかく身体を自愛して下さい。今日は先週に引き続き、5月の行事である韓国の「両親の日」と「恩師の日」について紹介したいと思います。)

●韓国の「両親の日」の始まり

日本と同じく韓国においても両親に感謝をする日、「両親の日」があります。日本と違うことと言えばParents’ Dayであり、毎年5月8に祝っていることです。こういった行事の始まりはアメリカのバージニア州のWebster村のアン・ジャービスによるものです。彼女は亡き母が日曜学校の教師をしていた教会での記念会に、母を偲んでカーネーションをつけて参加しのです。それが起源となり、アメリカでは母の日を祝い、一般的には赤いカーネーションを贈り、母を亡くした人は白いカーネーションをつけることになりました。

母の日を祝うと共に赤いカーネーションを贈る行事が韓国に入ったのは1956年5月8日です。最初は日本と同じく「어머니날:母の日」にして祝ってきましたが、1973年3月30日に大統領による「各種記念日などに関する規定」が公布され、1974年からは母の日から両親の日である「어버이날:オボイナル」に変更したのです。

●韓国の「師匠の日」の始まり

韓国での「師匠の日」は大韓赤十字社が1958年から始めた行事です。当時、学校に功績があった先生や病気で退職された先生を慰労するために実施していました。1963年に忠南地方に住んでいたある高校生の活動によって「師匠の日」は全国的に広まり、1965年5月15日は1回目として行われ習慣化されました。

最初は「恩師の日」として祝いましたが、後に「스승의날:師匠の日」に名称が変わったのです。記念日も最初は世界赤十字の日である5月8日にしていたのですが、1964年には5月26日に変更、その以降は今日の5月15日に制定しました。

「師匠の日」を5月15日にしたのは、韓国の文化及び教育発展に大きな貢献をして韓国人の師匠と見なされている世王大宗の誕生日である5月15日に因んだことです。

 

歳時風俗ー(5)단옷날:端午の節句

안녕하세요.

이제 5월도 끝이네요. 엊그제가 황금같은 연휴였는데..5월은 앞전 나영 씨께서 소개해 주셨듯이 한국에서는 굉장히 바쁜 한 달이랍니다. 어린이의 날에다 어버이의 날에다 게다가 스승의 날까지.저도 5월이 오기 전부터 각각의 기념일에 맞춰서 대비를 하죠. 어린이 날엔 조카 선물,, 어버이의 날엔 부모님의 선물.. 저는 일본에 거주하고 있기 때문에 보통  안부인사와 함께 선물을 보내드리곤 한답니다.

그런데 5월에 이런 기념일들이 겹쳐진 이유는 뭘까요? 그리고 그 유래는 어디에서 온 것일까요?

오늘은 5월 5일 어린이의 날의 유래에 대해서 소개해 드릴게요.

(もう5月も終わりですね。この前がだったのに。5月はこの前のブログにてナヨンさんに紹介してもらったように韓国では多忙な一月です。子供の日に、両親の日に、その上師匠の日まで。私も5月が来る前からそれぞれの記念日にあわせて用意します。子供の日には姪子のプレゼント、両親の日には両親へのプレゼント。私は日本に住んでいるので普通は電話での挨拶とともに贈り物を贈ったりします。ところで、5月にこんな記念日が重なったのはなぜでしょうか。またその由来はどこからきたものでしょうか。今日は5月5日、子供の日の由来について紹介します。)

子供の日って今や男の子の節句とされ、男の子の成長を祝って健康を祈る記念日になっていますよね。これは鎌倉時代にできた風習で、もともとは女性のための節句だったようです。女性の節句っていったい何だったんでしょう。

日本では女性だけが家の中に閉じこもり田植えの前に穢れを祓って身を清める「五月忌み」という風習があり、宮中では菖蒲を髪飾りにした人々が天皇から薬玉を賜るなどといった行事を行いました。5月5日に五月忌みとともに菖蒲を飾ることや薬玉を贈り合う行事は、後に中国から伝来された端午と結びつきます。

5日に髪飾りの菖蒲は尚武と同じ音読みやまた菖蒲の葉が剣の形を連想させていることから、女性の節句から男の子の節句に変わり、兜、武者人形、鯉のぼりなどを飾るようになりました。兜は男の子の身を守る意味、鯉のぼりは立身出世といった意味が込められていますが、鯉のぼりは中国の故事にちなんだ風習です。

 

日本での端午の節句は日本の本来の端午の節句があって後に中国の端午の節句と結び付き今の行事になったことですね。それは韓国での端午の節句も同じだと思います。

韓国でも古代から韓国の独特の端午の節句があったようです。端午の日、もしくはスリンナルと言います。中国から伝来された端午は奇数が重なった日で、端午の端は最初、午は午の日、つまり5月の最初の五日を意味します。韓国の端午の節句にあたる固有のスリンナルのスリは漢字語の戌衣により、神、上、高を意味するので、上日、神日として理解しています。韓国でも子供を祝う記念日ではなく、田植えの種まきが終わった5月に人々が集まって神に祭祀を行い、歌舞と飲酒を楽しむ日でした。また、この日には蓬で車輪の形に作ったお餅を食べたり菖蒲風呂に入ったりして悪疾や厄を祓ったのです。

中国でも端午の節句については時節伝来説や屈原故事説があるようですが、いずれにせよ日韓中の端午の節句は多少異なることもありますが、5月に端午の節句を行うことや菖蒲もしくは薬玉などのような薬用をもちいる風習はかなり似ていますね。

5月に上記のような行事や薬用の草などを用いるのはたぶん5月は梅雨入りで悪疾や厄をはらうためではなかったでしょうか。

記念日の多い5月

こんにちは ナヨンです

今日は何の日だかご存知ですか?
今日は韓国の成人の日성년의 날です。
ご存知の方も多いと思いますが
韓国人は記念日好きと言われ本当にたくさんの記念日があります。
その中でも大きな記念日が続くのが5月です。

5月5日 어린이날 こどもの日
5月8日 어버이날 両親の日
5月15日 스승의 날 先生の日
そして5月の第3月曜日が成人の日です。

日本では「母の日」「父の日」と別々ですが
韓国では「어버이날 両親の日」に両親へ日頃の感謝の気持ちを伝えます。
親を大切にする韓国では外すことのできない記念日と言えます。
カーネーションを贈るのは日本と同じですが
お花だけでなくプレゼントを贈るのが普通のようです。
ある調査によるとプレゼントの予算は2万円以上とか…結構高いですね。

次に、日本にはない「스승의 날 先生の日」について。
先生に感謝の気持ちを伝える日ですが
日頃お世話になっている先生だけでなく
かつての恩師を敬う日でもあります。
プレゼントの定番はカーネーションです。
この日はお花屋さんだけでなく
学校の通学路や周辺にカーネーションを売る露店が出没します。
ただこの日にはちょっとした弊害も…。
教育熱心な韓国では高価なプレゼントやお金を贈る親がいるため
社会的な問題になっているようです。
その対策として休校にする学校もあるようですよ。

このように記念日が重なるため
韓国人にとっては5月=出費がかさむ月のようです。