スカートの丈

こんにちは ナヨンです。

本当に暑いですね~
今週スクールで
「오늘 덥죠?」「 더워요~!」といった会話を
何度聞いたことでしょう・・・。
みなさん暑いなか通って頂きありがとうございます。
暑さに負けず、韓国語の勉強楽しんでください!

暑さとは関係がない話ですが
先日、東亜日報でこのような記事を読みました。
「여학생의 치마 가림판」
直訳すると「女子高生のスカート仕切り板」

江原教育庁が今年4月、8億2000万ウォンをつぎ込んで
女子生徒らの机にスカートの間仕切りを設置することにしたそうです。
スカートの間仕切り、というとわかりにくいですが
女子学生のスカートが短く、教師がきまり悪いので
女子学生の足元が見えないように板を設置するということのようです。

私がソウルに滞在していた2006~07年頃にもスカートが短い学生はいましたが
それほど多くはありませんでした。多くの学生のスカートは膝丈で
みんなピチピチのブラウスを着ていたのが印象的でした。
自分のサイズよりも小さいブラウスを着ることが流行っていたようです。

韓国では女子学生のスカートの丈がこの10年で平均10~15㎝ほど
短くなったと言われているそうです。
もちろんその発端は日本の女子高生。
私も滞在中、日本の女子高生のスカートは本当に短いのか?
スカートが短くても大丈夫なのか?などと、
女子学生はもちろん、男性からも質問をよく受けたものです。

そして2011年。韓国の女子学生のスカートの丈はすっかり日本並みとなり
間仕切りが設置されるまでになったようです。
韓国は変化のスピードが速いですね。

映画 우리 학교(ウリハッキョ)

こんにちは、ナヨンです。

梅雨入りして雨の日が続いていましたが
今日は久々に傘のいらない日です。
晴れると暑い、という
何とも過ごしにくい気候ですね。

先日「우리 학교」という映画を見ました。
韓国人である監督が北海道にある朝鮮小中高等学校に
3年間密着して制作されたドキュメンタリー映画です。

政治的、歴史的背景を考えると重い内容のように思いますが
とにかく子供たちが魅力的でした。
高校生がメインの内容だったのですが
明るく、元気で、一生懸命で
今の時代こんなにも清々しく青春を送っている高校生がいるのだな、と思いました。
小中高一貫の学校で、一部の生徒は寄宿舎で生活をしていました。
最も人数が多いクラスで22名という少人数。
生徒同士の密着度も高ければ
先生たちの生徒に対する想いが半端なかったです。
国籍や文化の違い云々というのもあるかもしれませんが
子供たちの笑顔は大人たちの大きな愛情に支えられているのだなと思いました。

もうひとつ興味深かったのは、生徒たちが話す韓国語です。
朝鮮学校では日本語の授業を除いて全て韓国語(朝鮮語)で行われるそうです。
とは言え、入学後に韓国語(朝鮮語)を身につける生徒も少なくないようでした。
生徒たちはカメラの前では韓国語(朝鮮語)で話すのですが
正直なところとても流暢というわけではなく
監督も来た当初は生徒たちの言葉が聞き取れなかったそうです。
そこで生徒たちはより韓国語(朝鮮語)を定着させるために
休み時間なども日本語を使わないようにするなどの努力していました。
発音や表現が曖昧でもとにかく会話をし
知らない単語は日本語に置き換えて話をしていました。
会話するレベルになるためには
話す努力が必要なのだなと改めて思いました。
スクールでも受講生同士で韓国語で話をしている方を目にしますが
そういった努力が大切なようです。

映画の趣旨とは違った話題になりましたが
機会がありましたらぜひ映画を見てみてください!

占い사주팔자

こんにちは、ナヨンです。

とうとう梅雨入りです。今年は早いですね。
先ほどから強い雨が降っています。
梅雨は韓国語で장마です。
장마 계절이 싫어요 ㅠㅠ

そして今回は梅雨とはまったく関連のない「占い」の話です。

占いは日本でも女性を中心に人気がありますが韓国では日本以上に生活に密着しています。
結婚相手との相性はもちろん、就職や転職など人生の転機や悩み事があるときなど
気軽に占いに行く人が多いそうです。

なかでも一般的なのが「四柱八字 사주팔자」です。
古代中国の陰陽五行説を元に生まれたもので
四柱は生まれた年・月・日・時刻、干支といった情報から
統計書を元に8種類の漢字を割り出し占います。

韓国の街中で「사주카페」という看板を見かけたことはありませんか?
「사주카페」とは直訳すると「四柱カフェ」で占いカフェのことです。
「사주카페」には占い師さんが常駐していてお茶を飲みながら占いをしてもらえます。
料金はカフェメニュー+占い代(30000~50000ウォンくらい)。
日本語ができる方がいたり、通訳を頼めるところもありますよ。
사주だけでなくタロットなど他の占いもあります。

わたしも韓国で何度か占いに行ったことがあります。
以前「사주카페」という看板が見えたので何となく入ったことがあるのですが
その店のオーナーだという占い師さんがやってきて
「私は生年月日は聞きません。聞かなくてもわかります」と言って
紙に単語や文章を書き出したことがありました。
霊感がとても強いそうで、最近は山に篭っていることが多く
占いはやっていないと言っていました。
不思議な体験でとても面白かったのですが、友達がひと言。
「사주카페ではないですね…。」確かに。あの看板は嘘でした。

星まわりが悪いことを「팔자가 안 좋다(八字がよくない)」や
「 팔자가 세다(八字が強い)」と表現します。
「八字(星まわり、運勢)が強い」は日本語にない表現ですが
運勢の影響が強くて自分の人生が思い通りにいかないような状態のことです。
面白い表現ですね。

韓国での占い。興味がある方はぜひ行ってみてください!