慣用句:(6)「등골이 빠지다:耐え難いほど苦労をする」

안녕하세요.

오늘은 태풍으로 인해 잠 못이룬 사람들도 많이 계시리라 여겨집니다.그래두 오전에는 태풍도 지나가고 선선한 바람이 불어 이제 완연한 가을의 느낌이 물씬 풍기네요.어제는 한국의 추석이었는데 전날에는 큰비로 서울에스는 지하철이 끊길정도로 꽤 힘든 날이었다고 합니다.

오늘은 관용어를 하나 개해 드리도록 하겠습니다.

(今朝は台風で寝そびれた方も多くいらっしゃるでしょう。でも午前中に台風も去っていき、涼しい風が吹いていて本格的な秋って感じですね。昨日は韓国ではチュソッでしたが前日は大雨などでソウルでは地下鉄が止まるなど大変だったようです。でもチュソッの当日は大雨も止んで良かったと思います。今日は慣用句について1つ紹介させていただきます。)

皆さんは韓国語で”トゥンコル”という言葉を耳にしたことがありますか。

“トゥンコル”のトゥンは、背中の意味。コルは背骨の中に詰まっている神経組織で、脳とつながっている神経中枢を意味する脊髄のことです。この神経中枢に損傷を受けると椎間板ヘルニア及び運動神経の麻痺など身体的な苦痛を覚えます。

それに「ぬける」の意味を持つ「빠지다」が合わさると耐え難いほど苦労するとの意味になります。その他にも掠め取るとの意味を持つ「빼먹다」が合わさると、人から騙し取る、搾取するとの意味で用いられます。

≪用例≫

1.등골이 빠지다:耐え難いほど苦労する。

2.등골을 빼먹다:人から騙し取る。

3.등골을 빨아먹다:人の金や物を搾り取る。

クリスタルでした。

チュソッ(秋夕)の供え物と配列は決まっているのか?

안녕하세요.

월요일부터 아침 저녁으론 많이 선선해 졌네요.특히 이번 주에는 더위를 한 풀 꺾어 줄 한 차례의 비도 내려서 더위가 많이 식혀질 듯하죠.다음 주부터는 한국의 추석이랍니다. 지난 번에 설이나 추석에 준비하는 상차림에 대해서 조금 소개해 드렸는데요.이런 상차림은 그냥  준비해서 상에 적당히 올리는 것이 아니라 음식 종류와 상차림(음식을 두는 위치)등이 정해져 있답니다. 오늘은 상차림의 음식 종류와 상에 올리는 위치등을 소개해 드릴게요.

こんにちは。

月曜日から朝夕はかなり涼しくなりましたね。特に今週は猛暑を緩めるゲリラ豪雨も降り、これからたいぶ過ごしやすい時期になりそうです。来週から韓国はチュソッ(秋夕:お盆)です。前回は正月やお盆に供える食べ物の用意や並べ方についての画像をアップさせていただきました。お盆の食卓の用意はただ用意して適当に並べるのではなく、食べ物の種類やそれらを食卓に並べる仕来りがあります。今日はそれについてご紹介致します。

韓国では日本と同じく、正月、お盆という祭日があります。今年は9月22日がお盆、いわばチュソッ(秋夕)ですが、ちょっと日本と異なることは正月もお盆にも法事のように、先祖様に供える供え物をたくさん用意することなんです。

供え物の種類や並べ方も決まりがあり、韓国の女性達はその準備で大変です。正月やお盆の前日から、買い物、供え物の準備が始まり、特にお盆にはソンピョンというお餅まで作っていたので準備はまるまる1日がかかります。前日は買い物や供え物の準備で目が回るほど忙しいですが、当日は当日で先祖様への供え物をお皿などに盛り、テーブルに並べるように手伝っていかないといきません。

テーブルに並べることは主に男性、その家の家長である父親か長男がします。たぶん、日本でも女人禁制があるように女性が入れない、上れない場所があると思います。それと同じく韓国でも女性に対する不浄観念が結びついているからではないかと思われます。

その部分はさておき、供え物とそれをテーブルに並べる仕来りはいったい何でしょう。

色んな説がありますが、韓国人は以下の言い方で準備をします。簡略にまとめると陰(西)陽(東)に分けて並べる、果物の彩りのバランスを取る、入っている種の数によって地位を表す果実は、地位順で並べるなどです。

≪韓国の正月&お盆の供え物の例≫

1列目:パンソゲンドン(飯西羹東)

匙楪(匙と箸を置く容器)、ご飯とスープ、杯、ソンピョン(お餅)

2列目:炙(チョッ:魚・肉などの串焼き)、煎(ジョン:チヂミの一種類)など3種類のチョッを並べる。

①オドンユッソ(魚東肉西):魚はぴょんぴょんと跳ねるものだから東、牛&豚は動きが鈍いので西。ここで東は右、西は左を意味。

②トゥドンミソ(頭東尾西):魚の頭の部分は東、尻尾の部分は西。

③ぺナムボップッ(背南腹北):魚チヂミ、干し物などは背中が表にする。

3列目:スープ系(肉汁、魚のスープ、豆腐のスープ)

4列目:ズォアポウへ(左脯右醯):干し物と山菜(ナムル)、飲み物をを並べる列。

干し鱈、スルメなどの干し物は西、醤油、キムチ、水キムチのような水気のものは東、その間は豆もやし、八重なりのもやし、大根の順に、もしくは三色ナムル(蕨、桔梗、ほうれん草)を並べる。次に飲み物としてシッケ(韓国の冷やし飴)、スジョングゥア(シナモンティー)を添える。

5列目:①チョユリシ(棗栗梨柿)と②ホンドンペッソ(紅東白西)ー写真では果実の列。

①左からなつめ、栗、梨、柿(干し柿)の順に並べる。

②赤色の果物は東、白系の果物は西に置き、その横に韓国のお菓子などを置く。

先祖様への供え物の準備も大変ですが、配列もしっかり覚えておかないといけません。

ただ、ここの写真でも写っていますが、法事の時に用意される果物はほとんど果物の上の部分が切り取られていますよね?なぜなんでしょう?

それは先祖様が来られた時に、子孫達が用意した供え物をいただくと信じられています。人間のように直接食べるわけではないですが、その気運を召し上がるとのことで、果物も先祖様が食べやすくするように果物の上の部分だけカットをするんだとか。

ちなみに供え物としてにんにく、唐辛子、もも、(さわら(サムチ)、太刀魚(カルチ)、秋刀魚(コンチ)のように)”チ”が入った魚、小豆など避けるものもあります。供え物として縁起が悪いんでしょう。

クリスタルでした。

語源‐(18)世間知らず:チョルブジ

안녕하세요.크리스탈이에요.

서서히 날씨가 조금 씩 선선해 져가는 갓 같네요.아직까지는 많이 덥지만요.한 동안은 계속해서 「TVXQ」이야기를 소개해 드렸는데요..오늘은 오래간만에 어원에 대해서 하나 소개해 드리려고 해요.

(こんにちは。クリスタルです。徐々に暑さが緩み、少しずつ涼しくなっている感じですね。まだまだ暑いですが。しばらく引き続き「TVXQ」の話をご紹介致しましたが、今日は久々に韓国の語源について1つお書きします。)

韓国語を勉強されている方々は韓国語の中で「チョルブジ」という言葉を耳にしたことがありますか!

「チョルブジ」は、韓国語で「철부지」と書きますが、「철:チョル」は季節の変化を意味するものです。「チョル」だけ聞くとぴんと来ないかもしれませんが、他の単語とくっ付いてよく用いられたりしますね。

例えば、梅雨のシーズンを韓国語では「장마철:チャンマチョル」と言いますよね。たぶん韓国語をある程度勉強されている方なら上記の単語を耳にしたことがあるでしょう。

他にも四季+チョルでもよく使われます。「여름철:ヨルムチョ(夏季)」、「겨울철:キョウルチョル(冬季)」のように。

また、その季節にふさわしいとか、旬の意味も持っています。「제철:チェチョル」のように食べ物をくっ付けて使うと「제철음식:チェチョルウムシッ」になりますが、これは旬の食べ物の意味です。

ちょっと話を脱線しましたね。^^

「철:チョル」は、季節の変化やシーズンなどを表す意味と全く異なる、「分別」、「物心」、「わきまえ」の意味も持っています。左記の意味+漢字語の「不知:ブジ」が合わさると、わきまえや分別することを知らないと言った意味になります。言わば立場を理解できずわきまえることができないとか、成長しても正しい判断ができないことです。

韓国では、すっかり大人になっているにも関わらずまだ子供のような考えや、行動などを取ると周囲、もしくは身内から「철이 없다:チョリ オップタ」、「철 좀 들어라:チョル チョム トゥロラ」と言われます。

「철이 없다:チョリ オップタ」:分別がない、幼稚である、頑是無い。

「철 좀 들어라:チョル チョム トゥロラ」:立場をわきまえなさい。

ドラマでもよく出ているフレーズなのでどんな場面、どんな時に用いられるのかチェックしてみましょう!